【潜在ボディ×潜在マインド】呼吸で目醒める、美人力

呼吸に意識を向けると、健康になる、美しくなる。と聞いたら、驚きますか。

誰でも無意識に行なっている呼吸に、どんな効果があるのでしょうか。

呼吸には無限の可能性があります。

呼吸がわたしたちに及ぼす好影響、その仕組みをご紹介します。

【潜在ボディ×潜在マインド】呼吸で目醒める、美人力
Photo by Unsplash Jay Wennington

現代人は、「心」と「身体」が混乱している。

わたしたちは、「心」で感じていることと、「身体」で感じていることを混乱しがちです。

たとえば、大事な会議を前にして、落ち着かないときを想像してみましょう。

焦ってしまい、悪いことばかり想像する。

これは「心」の状態です。

心臓がドキドキして、汗がにじむ。

これは、「身体」の状態です。

同時に、絡み合うように起きています。

「心」と「身体」、それぞれに起こっていることを、わたしたちは、「ひとつの緊張」として感じとっています。

では、肩がこっているときはどうでしょう。

肩の筋肉が硬くなり、痛みを感じる。

これは、身体の状態です。

「身体の緊張」を痛みとして認識しています。

では仮に、肩が凝る前に、怒りを感じることがあったとします。

この場合、怒りという「心の緊張」が、肩こりという「身体の緊張」に結びついたかもしれないことは、見落とされがちです。

もしくは、肩がこっているときは、普段よりイライラしやすい、ということもあるでしょう。

「身体の緊張」が、「心の緊張」に影響を及ぼす例ですが、その関連に気づく人は少ないかもしれません。

「心」と「身体」はつながっているので、「心」が緊張すると、「身体」も緊張します。

「身体」が緊張すると、「心」も緊張します。

「心」と「身体」の認識が混乱していると、負のスパイラルが起きます。

互いが緊張を高め合い、どんどん緊張が助長されます。

一方、心と身体の「ひとつである面」と、「別々であるという面」、両方の面を観る感覚が目覚めれば、負のスパイラルは断ち切られます。

「心」と「身体」が助け合って、より快適な状態へ向かってゆきます。

そのために有効な手段が、深い呼吸なのです。

まずは、「呼吸」をただただ観る。

まずは、「呼吸」をただただ観る。
Photo by Unsplash Joshua Earle

「心」を「心」として、「身体」を「身体」として感じていくために、「呼吸」をみていきます。

吸う息、吐く息に、意識を集中します。

やり方は気にしないでOKです。

人は誰でも、教えられずとも呼吸しています。

「自分の呼吸って、こんな感じなのかー」くらいの、軽い気持ちで、呼吸をみてみましょう。

呼吸をみていると、心があれこれ言いだします。

「ランチ、何食べようかな」

「あの人にメールしなくちゃ」

身体もあれこれ言いだします。

「なんか、おでこが、かゆいなー」

「眠いなー」

これは当然のこと。

この状態を、「そうなんだね、そうなんだね」とただただ、みていきます。

子供はよく、「ママ、見ててー」と言います。

このとき、ただ見ていることが求められます。

手を出すと、「自分でできる!」と、ヘソを曲げます。

見ていないと、「ちゃんと見てて!」と、再三言われます。

ただ見ていると、子供は安心して、楽しさに耽ることができます。

「心」も「身体」も同じです。

ただみてあげる。

ああしよう、こうしようと思わない。

呼吸の観察に失敗はありません。

呼吸を通して見えてくる「心」と「身体」を、そのまま、そうであることを認めてあげる。

そうすると、「呼吸」という視座から、「心」と「身体」が別々のものとして見えてきます。

マーブル模様のように、別々でなりながら、調和している様子を感じるようになります。

「心」を「心」として、「身体」を「身体」として感じることができるようになるのです。

そして、「わたし」に認められた「心」と「身体」は、能力を存分に発揮しだします。

呼吸をみる。

「心」や「身体」に違和感を感じたとき、ぜひお試しください。

はじめは慣れないかもしれませんが、だんだんと「心」が感じていること、「身体」が感じていることを、余裕をもってみることができるようになります。

「心」と「身体」が混乱することなく、自分が自分らしく在る状態へと落ち着くことができます。

自分らしく在る=健やかで、美しい。

自分らしく在る=健やかで、美しい。
Photo by Unsplash Saad Chaudhry

「呼吸」によって、「心」と「身体」をよくみる習慣がつくと、自分らしい在り方が見えてきます。

「言わなければよかった一言」が減ります。

一歩踏み出すタイミングがつかめます。

やり過ぎが防げます。

誤解されても、自分に自信をもっていられます。

心身の小さな声も聞こえるようになります。

心身の声に従って、よりよい対応ができるようになります。

穏やかさが増し、表情が柔和になります。

自分らしさが輝きだし、美しさが豊かになります。

その変化に「なにか、はじめたの?」と言われることがあるかもしれません。

佇まいが変わってくるからです。

まずは、ぜひ、やってみてください。

たかが、呼吸。されど、呼吸。

日々の呼吸の質が、あなたの健康と美しさを変える可能性に満ちています。

呼吸に意識を向け、潜在ボディと潜在マインドの能力を高めましょう。

健やかさと美しさが手に入ります。

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