【潜在意識と身体】足裏から叶える、自分らしさ。
あなたは足の5本の指を、自由に動かすことができますか。
現代人の足は、裸足や草履で土の上を歩いていた頃に比べ、だいぶ萎縮しているといいます。
足は、身体を支える土台です。
足を整えると、大地にしっかりと立つことができます。
大地にしっかり立てる身体になると、メンタル面でも自分の道を歩みやすくなります。
通りのいい身体になり、潜在意識が活性化されます。
さあ、自分の足を知って、自分の道を見つけましょう。
足の構造は、とても緻密で繊細で高機能。
足は、たくさんの骨と筋肉からできています。
足の親指を触ってみましょう。
つま先に爪があり、真ん中に関節があり、そして指の付け根にも関節があります。
人差し指はどうでしょう。
爪があり、関節がひとつ、ふたつ、付け根にみっつ目。
中指、薬指、小指も、指の付け根までに3つの関節があります。
そして、指の付け根から足の甲へと、線状の骨が続いていきます。
足首近くになると、まあるく小さな骨が、ピタピタピタッと並んでいます。
足首近くが小さな骨で形成されていることで、足首が受ける体重の衝撃をクッションのようにして、受け止めることができます。
筋肉は、つま先や指を動かす「内在筋(ないざいきん)」と、足の上方にあって腱でつながっている「外在筋(がいざいきん)」に大きく分かれます。
足の裏を細かくみていくと長母趾屈筋腱、短趾屈筋、虫葉筋など多くの筋肉から構成される足底筋群があります。
「足」とひとことでいっても、その構造はとても複雑。
26個の骨とたくさんの筋肉や腱で、精密に形づくられています。
では、複雑な機能を存分に発揮できる足へと、整えていきましょう。
ポイントは、足との対話です。
足をわかってあげることです。
足の骨、筋肉を、自由にすると、足の機能が存分に発揮される。
足を整えるときに大切にしてほしいのが、「足はひとかたまりではない」ということ。
頭で理解するだけでは、足りません。
触れて、骨の一つひとつを、指でたどる。
関節の存在、骨と骨のつながりの部分を、指先で語りかけるようにして、感じてゆきます。
骨と骨、骨と筋肉、筋肉と筋肉の間に、余白を生んでゆきます。
ていねいに触れてゆくことで、触覚から、身体のすべての細胞に、足の構造のエネルギーが伝わります。
目で見えない部位を、目で見えない感覚で、理解するのです。
目に見えない情報伝達によって、潜在意識が書き換わります。
骨、ひとつひとつ、筋肉、ひとつひとつが解放され、巧みにリンクされることで、足はその複雑な機能を存分に発揮できるようになります。
はじまりは、足裏。身体能力が発揮され、潜在意識を活性化する。
足は、身体が能力を発揮するいちばんはじめの場所のひとつです。
地面と接している足の裏で、地面からの反動を受けることで、身体を動かすことができます。
足裏がしなやかで、力強いと、地面からの反動をうまく身体に伝えることができ、自在に身体を動かすことができます。
また、足裏には敏感なセンサーがついています。
足裏は、微細な地面の情報を、つねに脳に伝えています。
ところが裸足で歩くことが少なくなった現代人は、足裏の能力を活かしきれていません。
舗装された道を、動きが制限された靴で歩く日常は、足の能力を萎縮させます。
足に意識を向け、足の能力を解放することで、脳との伝達もフルにいきてきます。
そして大地とのコネクトが確かなものになります。
実際に足を使って歩くことはもちろん、生き方としての「道」も見えてきます。
見える世界と、見えない世界がシンクロして、新しい変化をもたらします。
足の変化が、潜在意識へ影響し、「生きる道」を確かに歩める土台が構築されるのです。
ぜひ、今日から。足を愛で、よりあなたらしい道を歩く布石を置いてゆきましょう。
セルフで足裏を整える。
潜在ボディ×潜在マインド。
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