【在り方磨き】「あの人と一緒にいると、とてもやすらぐ」の鍵は、あの人の「心臓」。

そばにいると、なんとなく気持ちがよくなる人っていますよね。
とくに話を交わすわけでもなく、単に電車でとなりあっただけでも、なぜかこちらが「ほっとする」人。
それ、心臓の電磁波のせいかもしれません。
実は、心臓から放たれる電磁波は、自分だけでなく周りにも影響を与えているのです。
あなたの電磁波は、周りに何を電波してますか。
心臓の電磁波の、循環のメカニズムを紐解いてゆきましょう。
心臓は身体の中で最も大きな電磁場

心電図で測ることのできる電磁波の振り幅は、脳波計で計測できる脳波の振り幅の60倍にもなるといいます。
また心臓の発する磁場成分の強さは、脳が発する磁場成分の5000倍!
細胞組織に邪魔されることなく、1~2m離れた場所でも計測が可能です。
そう、心臓の電磁波のリズムが、あなた自身を超えて、周辺の人の身体に届いているのです。
目には見えない電磁波が、あなたが存在するだけで、あなたから広がり、周りへと影響を与えているのです。
思考だけでなく、表情のみならず、あなたの心臓に影響力があるのです。
心臓が発信するポジティブな感情の電磁波は、脳をシンクロさせ、身体の細胞すべてをシンクロさせる

心臓のリズムと脳のα波は自然とシンクロします。
とくにポジティブな感情を思い浮かべているときは、心拍のリズムがとても規則正しくなり、その結果、α波のリズムも心臓にシンクロし、規則正しいものになります。
そして心臓と脳波が規則正しくシンクロし始めると、呼吸のリズム、血圧、皮膚の電気信号のリズムなどもシンクロしはじめます。
こうした状態になると、身体がもっとも効率よく働き始め、精神的、身体的なさまざまな恩恵を受けます。
たとえば、毛細血管や細胞組織における液体交換、通過、吸収の効率が向上するほか、心臓血管系の能力も高まる。
それにより、免疫力も向上することになります。
また認識力が向上し、思考がクリアになり、感情が安定。
その結果、幸福度がアップします。
心臓が発するポジティブな感情の電磁波が、心身のすみずみに好影響を与えるのです。
心臓のリズムと感情はリンクする

怒りを覚えたとき、鼓動は重く早くなります。
やさしい気持ちのときは、胸が心地よく広がり、鼓動もおだやかです。
そのことを心拍数で測った実験があります。
フラストレーションを感じている人が、感謝の気持ちに転じたときに見られた心拍の波の変化を測定したのです。
その結果、フラストレーションを感じているときは心臓のリズムが乱れていますが、感謝の気持ちに転じると、心臓が規則正しいリズムで動き出したことがわかりました。
数値でも明確に、心臓のリズムと感情がリンクすることが証明されたのです。
心臓のリズムでコミュニケーション

これまでみてきたように、あなたの心臓の電磁波が、あなたの身体の隅々にまで影響を与えています。
そして、心臓の電磁波は、周囲の人に届いています。
それなら、あなたの心臓の電磁波は近くにいる人の身体にも影響を与えているのではないでしょうか。
コミュニケーションは、言語や表情、声のトーンなどのわかりやすい信号を通じて行われていると思いがちです。
しかし実際には潜在意識下で、電磁波によるエネルギーのコニュニケーションが行われているのです。
心電図が安定している人の電磁波は、周辺の人の脳波を安定させる可能性があります。
あなたが「ほっとする」と感じる人は、きっと心臓のリズムが安定している人でしょう。
あなたが「ほっとする」と感じられる人になりたいなら、あなたが発する電磁波を整えるとよいでしょう。
参考文献 「The Energetic Heart」
感情と、脳と、身体を、美しく整える
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